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2017.10.22

今週の「 お花 」~その18

皆さんこんにちは、今週の「 お花 」~その18のコーナーです。

aa寒い雨が長く続いて鬱陶しいかぎりですね。そんな中、先の文化会館で開催された文化祭では色々な展示物などを

観賞させて頂き感動いたしました。時にはこの様な文化に触れることによってすごく気晴らしになりました。

今週は、文化祭「華道協会の皆様による生花」と今週の「 お花 」と2つの紹介を致します。

aa●文化祭について

aaa準備から本番まで大変なご苦労された皆様方本当にお疲れさまでした。今回筆者が担当しているお花の関係から

aaa「華道協会の生花」に重点を於いて鑑賞させていただきました。どの作品も素敵で本当に生き生きとしていましたね。

aaa華道協会の方にお話を聞きましたところ「流派も沢山ありそれぞれ気持ちを込めて生けていますよ」とお言葉を

aaaいただきました。下記に文化祭の作品写真を紹介します。どれも素晴しいですよね!才≡⊃”├!(*’-')//”パチパチ☆

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aa●今週の「 お花 」について

aaa続いて今週文化会館に生けられている「お花」の紹介です。色合いは見事な物ですがなんとなく寂しげな

aaa風情が感じられ「あ〃、秋だなぁ」と言う思いを感じました。皆さんも一度ご覧になって見ませんか?

aaa今回は3種類のお花が生けられています。それぞれの特徴を調べてみましたのでご紹介いたします。

aaaa◎枇杷(ビワ)

aaaaaaa*花 期:11月~2月でかぐわしい5弁の花をつける。

aaaaaaa*薬 用:・葉は琵琶葉(びわよう)、種子は琵琶核(びわかく)と言われ生薬である「大薬王樹」と呼ばれ

aaaaaaaaaaaaaaaaa民間療薬として親しまれている。

aaaaaaaaaaaaaaaa・葉には収斂(しゅうれん)作用があるタンニンの他、鎮咳(ちんがい)作用があるアミグダリン

aaaaaaaaaaaaaaaaaなどを含み乾燥させて「ビワ茶」として利用、他直接患部に貼るなど生薬として用いられる。

aaaaaaaaaaaaaaaa・種子は砕いて水で煎じて服用すると咳き、吐血、鼻血に効用がある。

aaaaaaa*食 用:・生食、缶詰、ゼリーなどの菓子、ジャム等に用いられている。

aaaaaaa*酒  :・食欲増進、疲労回復、に効果がある、果実酒、ビワ種酒に利用されている。

aaaaaaa*木 材:・乾燥させると非常に硬く粘り強いので「杖」材に、折れにくいので剣道、剣術用の木刀に

aaaaaaaaaaaaaaaaa利用されている。

aaaaaaa*その他:・ビワにまつわる花言葉⇒「桃栗三年柿八年枇杷(長くて)十三年」と言われている。

aaaa◎野いばら(野茨)

aaaaaaa*花 期:5月~6月で白や淡紅色を散房状につける。

aaaaaaa*薬 用:・果実は、栄実(エイジツ)と称し瀉下薬、利尿薬になり、栄実エキスは「おでき・にきび・

aaaaaaaaaaaaaaaaa腫れ物」に効果がある他、化粧品成分にも利用され、皮膚の保護作用、収れん作用、抗酸化性、

aaaaaaaaaaaaaaaaa美白性、保湿性、皮膚細胞の活性効果などもある。

aaaa◎石化鶏頭

aaaaaaa*花 期:6月~9月で色々な色彩の花穂が出来る。この花穂の形状が鶏冠(トサカ)に似ていて大きさが

aaaaaaaaaaaaaaaaa30㎝~100㎝に育つ。

aaaaaaa*食 用:・花と葉は東南アジアで食用とされる。日本でも食用として栽培された時期がある。朝鮮では

aaaaaaaaaaaaaaaaa穂粒を豚のエサにしてる。根と茎は干した後に燻してネズミ除けに利用している。

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aa花って観賞用ばかりでなく色々な分野で人間の役に立っているんですね。

皆で花や木を大切に育てていきたいですよね。また、少しでも多く増やしましょう! (^人^) おねがいしま~す